対象のキャラクター(人物)に対し、萌えを感じる要素を意味する萌え属性。
特に女性や動物の可愛さを表現する時に使用することが多く、萌えを感じる要素は人によって様々です。
今回はそんな萌え属性を五十音順でまとめました。
あ行
赤髪

鮮やかな色合いで視聴者の目を釘付けにする赤髪キャラ。
現実の世界では滅多に見かけないものの、派手な髪色は女性の美しさをさらに引き立てます。

アホ毛

大小様々なサイズのアホ毛で視聴者を魅了するアホ毛キャラ。
作品によってはアホ毛が凶器と化したり、キャラの感情表現に使われたりと様々な能力も見受けられます。

アホの子

物事を深く考えず、時には日常会話の成立すら困難を極める愛すべきアホの子キャラ。
常識破りな奇行も目立ちますが、それは彼女たちの元気の象徴でもあり、私たちに明日を生きるため活力を与えてくれます。

糸目

目が一本の線で描かれているような糸目キャラ。
傾向的には笑顔や寝ぼけ眼の表現、天然やアホの子などに多く見受けられますね。

妹

幼馴染みと並んで不動の人気を誇る妹キャラ。
兄の世話を焼くしっかり者や素直になれずつっけんどんな態度を取る者など、作品毎に性格はバラバラ。
その一方で、必ずと言っていいほど守ってあげたくなるようなかわいさを秘めているんですよね。

エルフ

異世界を舞台としたファンタジー作品には欠かせないエルフキャラ。
どの作品を通しても、長命で長く尖った耳に若くて見目麗しい姿、魔法に特化した力を持つという特徴があります。

幼馴染

他のキャラと比べて主人公との付き合いが長く、お互いに性格やプライベートに関して知っていることの多い幼馴染キャラ。
異性同士ではメインヒロインになる確率が高いものの、昨今では負けフラグと言われ、悲しい結末が待っていることも多いです。

お嬢様

漫画やアニメにおいて、無くてはならない存在となったお嬢様キャラ。
昨今ではお嬢様の性格も多種多様となり、作品によっての違いを楽しむのもまた一興ですね。

男の娘

女の子にも引けを取らないかわいさや美しさを持つ男の娘キャラ。
定義的には女装をしている必要はなく、作中で女の子と間違われれば男の娘といっても問題ないですね。

お姉さん

面倒見の良い性格で、時には自身の年齢を忘れて甘えたくなるようなお姉さんキャラ。
作品によっては母親に負けず劣らずの慈愛を注いでくれることもありますね。

お姫様

皇帝や国王など高貴な身分の娘を意味するお姫様キャラ。
一般的なイメージとしては、ティアラを被り西洋風の豪奢なドレスに身を包み、純粋で世の中の常識に疎く、天然気味なお姫様が最も多数派ではないでしょうか。

か行
褐色

大自然を感じさせる良く焼けた肌が魅力的な褐色キャラ。
褐色肌は萌え属性の1つとして、最近では密に人気を誇っています。
しかし世界的に見るとシビアな問題となるため、扱いが難しく日本ではかなりの少数派です。

金髪

艶やかな金色で視聴者の目を釘付けにする金髪キャラ。
日本では圧倒的に黒髪や茶髪が多いですが、欧米では「金髪なら人生もっと楽しいよ」と言われています。

銀髪・白髪

日本ではあまり馴染みのない独特な雰囲気が魅力的な銀髪・白髪キャラ。
金色からさらに色を抜いたものや、白に近い白髪まで幅広く表現されています。

食いしん坊

目の前にある美味しそうな料理を笑顔で頬張る食いしん坊キャラ。
恍惚な表情を浮かべながら食事する彼女たちを見ていると、自然とこちらまでもが幸せな気持ちになれます。

クーデレ

クール時のそっけなさと、デレ時のギャップに萌えを感じるクーデレキャラ。
表情や態度がクールなまま恥ずかしがったり、烈火の如く赤面したりして好意をぶつけてくるのがたまりません。

黒髪

現実世界では最も多数派である黒髪。
アニメなどの創作物に限ってはそうとも言い切れないですが、黒髪キャラは人気投票で首位を獲得するなど、多くのアニメファンから愛されていますね。
イメージとしては長髪ならお淑やかで清楚なことが多く、ショートなら元気いっぱいのキャラクターが多い傾向にあります。

獣耳

代表的な萌え要素の1つとして愛され続ける獣耳キャラ。
キャラクターに獣耳を付けることにより、かわいいイメージや愛玩的なイメージを付与することができます。
犬であれば快活、猫であれば野性的などなど、元になった動物の特性がそのままイメージに繋がることも。

ゲロイン

作中にて嘔吐してしまう女性キャラを意味するゲロイン。
嘔吐の理由は様々ですが、かわいい女の子によるリバースシーンにはフェチが存在するとか。
基本的にギャグアニメで見かけることが多いですが、中にはシリアス成分たっぷりの本格的な嘔吐シーンもありますね。

小悪魔

自分のかわいさを武器に、思わせぶりな態度で男心を鷲掴みにするあざとい小悪魔キャラ。
興味のあるそぶりを見せつつ、引いてみたり焦らしてみたりと、弄ばれていることがわかっていてもキュンキュンしちゃいます。

後輩(敬語)

視聴者の庇護欲を刺激する後輩キャラ。
主人公には敬語を使う者も多く、中にはセリフの何から何までが敬語なキャラクターも存在します。

コスプレ

アニメやゲームのキャラクターに外見も内面もなりきるコスプレ。
最近ではコミックマーケットなどの同人誌即売会で大変賑わっており、コスプレ目的での参加も多くかなりの規模で催されています。

ゴスロリ

ゴシックとロリータの異なる要素から成るゴシック・アンド・ロリータ(通称・ゴスロリ)。
お姫様のような少女的ファッションと、吸血鬼や魔女を彷彿とさせるゴシックファッションが結びついて生まれたと言われていますね。

さ行
残念な美少女

言動・行動の1つで残念キャラに早変わりしてしまう、黙っていれば完璧な美人・美少女キャラクター。
傾向的には何かを愛しすぎていたり、知識が少々ズレていたりと、幅広いパターンが存在します。

シスター(修道女)

特徴的な修道服を身に纏うシスター(修道女)キャラ。
アニメおいてはネタ扱いされることが多く、奇行が目立ったり、激しいバトルを繰り広げる者もいたりします。
日本ではあまり目にすることはありませんが、教会の多い地域であれば本物のシスターが街を歩く姿を目にすることもあるようです。

ジト目

軽蔑・不審・呆れ・無気力などの負の感情を込めたジト目。
語源は恐らく「じと~」というオノマトペからきており、目を細めたかのような表情が特徴的です。

ショートヘア

明るく元気で活発的な印象を思い浮かべるショートヘアのキャラクター。
スタイリッシュな髪型は大人っぽさやクールさを演出しながらも、どこか女の子としてのかわいさを秘めています。

スーツ

大人の渋さを強調するスーツ。
社会人であれば着る機会も多いですが、カッコよく着こなすというのは結構難しかったりします。

生徒会長

模範的な生徒となるように、清く正しい立ち居振る舞いが特徴的な生徒会長キャラ。
アニメ作品における生徒会長は強大な権力を持っており、ハイスペックなキャラクターという設定がされやすい傾向にありますね。

先生

子供と多くの時間を共に過ごす先生キャラ。
清く正しく美しく・・・子供というのは大人の背中を見て育っていくもの。
子供の人格形成において大きな影響を与えるといっても過言ではないですね。

戦闘狂

三度の飯よりも戦闘が好きで、好戦的な性格の人物が多い戦闘狂キャラ。
強敵(とも)との熱戦を渇望する者もいれば、普段は大人しいものの、一度戦場に立つと血の興奮に抗えず愉悦に浸る者も存在します。

た行
タイツ・ストッキング

美しく魅惑的な脚をよりセクシーに演出してくれるタイツやストッキング。
生地の向こうに存在する楽園。

タレ目

多くの場合その人物がやさしい性格であることや、気弱な性格であることを示すタレ目。
動物ではパンダに例えられることが多く、癒しキャラに設定されやすい傾向にある属性だといえます。

ツインテール

萌え属性の1つとしてアニメファンを魅了し続けるツインテール。
その勢いはとどまるところを知らず、日本ツインテール協会が独自に定義付けをしてしまうほど。
そしてツインテールといえば、必ずと言っていいほどツンデレです。

ツリ目

目尻が吊り上がった状態の目を意味するツリ目キャラ。
特徴としては強気であったり、クールな性格をしていることが多く、ツンデレや悪役の人物に良く見られますね。

ツンデレ

ツンツンした棘のある態度をとりつつも、ふとしたきかっけでデレデレとした好意的な態度をとるツンデレ。
わかりやすい反応が非常にかわいく、キツイ言葉と照れて赤面した表情とのギャップがたまらんのです。

天然

自然と周囲からズレた発言や行動をとったりする天然キャラ。
人の話をあまり聞かないで独自の世界観に生きる、ほんわかした雰囲気の女の子が魅力的ですね。

ドジっ子

何もないところでコケたり、物を持たせると落としたりするドジっ子キャラ。
時にその失敗は周囲を和ませることもあり、愛される人物として温かい目で見守られることが多いですね。

毒舌

棘のある言葉や皮肉、悪口などを容赦なく相手に浴びせる毒舌キャラ。
相手の真理をついた言葉を意図的に発し、愉悦に浸るサディストもいれば、素直になれない自分に悩む者もいるわけでして。
毒舌にひとたび痺れれば、あなたもマニアックな世界の仲間入りです。

な行
泣きぼくろ

目尻や目の下にあるほくろが特徴的な泣きぼくろキャラ。
傾向的には大人っぽい人物に見られることが多く、色っぽさやセクシーさを際立たせてくれています。

ニーソ

絶対領域ができる靴下を意味するニーソックス(ニーソ)。
足先から太ももまでを覆うため、吐き口のゴムが太ももに食い込んでできる、あのムッチリ感が世の人々を魅了するわけですね。

は行
母親

自分から見て、親である女性を意味する母親キャラ。
広義的な部分では、実際にお腹を痛めて生んでくれた実母をはじめ、養子縁組によって母となった義母や、下宿先でお世話になった年長の女性をお母さんと呼ぶ場合もありますね。

ピンク髪

現実で実際に染め上げれば違和感の半端ない色ですが、アニメだと結構かわいいピンク髪キャラ。
外見が幼くとも色っぽく見えるところがピンク髪最大の特徴です。

ヘッドホン

ヘッドホンをつけている姿が印象的なヘッドホンキャラ。
キャラクターの印象づけとして設定されることが多く、アニメやキャラクターの人気に応じて売上が変動するとかしないとか。

ボーイッシュ

“男の子らしい”を意味する英単語をそのまま写したボーイッシュキャラ。
最近では”中性的な女性”を指して使われることが多く、あくまで男の子らしい女性を示しています。

ま行
メイド

日本のサブカル界において、萌え属性として不動の人気を誇るメイドキャラ。
本来は貴族などの屋敷に仕える女性使用人を意味しており、歴史的に見ると主人に対し全面的な服従を求められるケースが多く、その形を踏襲している作品も少なくないですね(主に18禁界隈)。

メガネ

メガネがトレードマークであり、チャームポイントなメガネキャラ。
知的でクールな人物と思いきや、絵に描いたようなドジっ子などの設定が多く、今では不動の人気を誇る萌え属性のひとつです。

や行
ヤンデレ

誰かへの好意が強すぎるため、精神的に病んだ状態になってしまうヤンデレキャラ。
好きすぎるがゆえに独占欲が増し、感情や精神状態が不安定となり、理性や常識のぶっ飛んだ奇行に走ることはお約束。
酷い場合は流血沙汰も起こしちゃいます。

ら行
ロリ(幼女)

視聴者の庇護欲を掻き立てるロリ(幼女)キャラ。
その守ってあげたくなるようなかわいさは、疑う余地のない至高の萌えであり、妹や娘にしたいと思うこともしばしば。

わ行
和服・着物

女性の美しさをさらに引き立てる和服や着物。
上品で清楚な姿に大和撫子の姿を思い浮かべる一方で、色っぽさや妖艶なイメージを抱くなど、着こなし方ひとつで印象が変わるのも魅力の1つですね。

萌え属性まとめ
以上が私の紹介する萌え属性とキャラクターになります。
今後も新作・旧作問わず、萌え属性やキャラクターは追加していく予定です。